2020 03 04

今日から学校が休校になった。

 休みの間はお父さんが先生になる。課題でもらってきたプリントのほかに本読みや図画工作、音楽から体育まで苦手なものも楽しくなるチャンスだ。 実際、うちは店と自宅がくっついてるので仕事しながら子供のそばに居ることができるが、普通の家庭はそうじゃない。本当に大変だと思う。 学校があるからこそ安心して仕事に行けるのだ。日常の生活のありがたみを改めて感じる。 

そのコロナの影響がまだ無かった先々週末、4年生以下の児童のみで行われた野球大会。 「まずは楽しみながら、野球をより好きになってもらうのが趣旨なので、父兄の方もあまり熱くならずに応援を楽しんでください」 と大会のほうからコメントがあったそうだが、本人たちは真剣そのもの、空振りしたり、凡打でアウトになると泣いて悔しがる。 「一球ごとに監督のほうを見てね。指示を送るから」 打席に入った2年生のショーゴは言われた通り、その都度ピッチャーに手のひらを向け、待てのポーズをしながら振り向く。 でも肝心の監督が見ていない、じっと固まるショーゴ。 同じ2年生で外野を守るショートは練習でもフライを一度もキャッチしたことがない(多分)のに抜けたら大ピンチのシーンで前進しながら難しい位置でナイスキャッチ!ベンチを大いに沸かせた。 たとえファインプレイじゃなくてエラーだったとしても、間違いなくほんわか楽しい時間。

 子供は学校で学び、僕ら大人は社会に出て仕事をし、生活をしている。 週末はスポーツイベントや行楽、人が集まる場所が興奮や感動を生む。 平和な日常が一日も早く戻ってきますように。