ボヘミアン ラプソディ

公開前からずっと観たくて仕方なかった映画「ボヘミアンラプソディ」をようやく観れた。 映画は想像以上に素晴らしかったが、泣くほどではないし、一度観たら充分、リピートはしない・・・と、思っていた。 でも二日たち、三日たちで頭のなかはQUEENの音楽でいっぱいになる。あまり眠れずに滞在中のホテルで夜中にspotifyでアルバムを聴く。 移動中の電車の中でも飛行機でも。家に帰ってからはテレビの画面でLIVE AIDの本物の映像を観る。涙が出た。3月まで上映してたら次回の出張でもう一度観ようと思った(笑) バンドなど音楽をやっている子が多かった僕の通っていた学校でも、QUEENはなんとなくミーハーな女子受けするバンドのイメージがあり、まぁいろいろ聴くけれどQUEENも聴いてたよって子が多かった。僕は中3で初めて「世界に捧ぐ」を聴いてから、アルバムを全部さかのぼりどっぷりとそればかり毎日聴いていて、気が付けばいつも脳内BGMはQUEENという筋金入りのミーハーだった。ギターもLIVE KILLERSのコード譜を買いひたすらコピーした。ピックの変わりにアタックが強くなるよう一円玉で弾いてみたり。メロディは自然と覚えるが歌詞は適当に覚えたはずなのにいつの間にか正しく理解していたりする。スピードラーニング間違ってないかも。シンプルな歌詞だがその意味は実はとても深く大人になった今こそ理解できる。心に染みる。だからもう一度・・・になるわけだ。幅広い世代に受けてるみたいだけれど、リアルタイムにアルバムを聴いていた僕ら世代にはあらたな感動を呼び覚ましてくれるたまらなく胸アツな映画。