親バカ

週のまんなか、水曜日である。
晴れたり降ったり曇ったり大雨だったり暑かったり寒かったりの日々の中、二日続けてお酒を飲み昼寝もした。だからなんとなくふわふわした気持ちのままだ。月末であり年度末でもある今日、今月もなんとか乗り越えたなぁという安堵感もある。 

 こないだの土曜日は雨で一週持ち越しになった少年野球の大会があった。
まさかまさかで、優勝してしまった。

去年の夏の大会、初めてピンチランナーで出場した際、市民球場の電光掲示板に名前が載っただけでも喜んでいたチビがスタメン出場を果たす。
が、守備も攻撃もまだまだ。全体的にチーム力も相手に劣るだろうと期待はしていなかった。せめてボロ負けしなければいいなと。
しかし1点を争う好ゲームを制して勝ったのだ。最後の最後までハラハラドキドキの試合。見守るのが精いっぱいでビデオを撮る余裕はなかったが、ありがたいことにチームメイトのお母さんが歓喜の瞬間を撮ってくれていた。許可をもらいYouTubeにアップロードした。


 「一度ボール落としたのに、拾って投げるまでが早かったなぁー。よく頑張った!」 

 「なんかわからないけれど白い服着たおじさん?がすぐ拾って僕にボールを渡したんだよ。」

 !!

・・・・・・グラウンドにそんな人いるわけないよな。 

 バカボンのパパみたいな恰好なら死んだうちの親父かもなぁ。。。  


 信じないよね?