2021 01 26
コロナ禍でなかなか自由が利かない日々の中、広いグラウンドで子供たちの野球の練習に付き合う。「お父さん方もグローブ持参で」だったのでいつものように軽く球拾いくらいのつもりでいたら、親子対決野球の様相に。
憩いのコーヒータイムもそこそこにキャッチボールから始める。 お父さん同士のキャッチボール、なんだか妙に照れくさい。でも、自然に笑みがこぼれる。 守備練習から緊張してのどが渇く。OOパパと書いてもらった紙コップで何度も水分を補給した。
いざ、試合となると子供たちの練習相手だということを忘れて本気になる。 何度もボールをグラブからはじいたり、トンネルや送球ミス、取り返そうと臨んだバッティングは二打席とも空振りの三振。 身体が硬くて思うように動けない。情けない。
特別ルールのおかげで罪悪感の残る大人げない勝ち方をしてしまったが、子供たちは勝ち負けよりもお父さんたちと遊んだことがとても嬉しそうに(僕には)見えた。できることなら、まだまだ一緒に遊んでいたかった。
夜、亡くなった父親の夢を見た。昼間のことがあったからかもしれない。 翌日実家の母親に話すと、僕が子供の頃にも町内会の企画で親子野球があったらしい。そういえばうっすらと記憶がある。 僕が10才なら父は37歳。今の僕よりも20も若い(笑)
一瞬にして過ぎていく時間。 今がどんなに苦しくても、どんな時でも大切で変わらない確かなものがある。かみしめながら楽しもう。
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